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聴音指導について

なぜ聴音が必要か

聴音指導の目的

音楽を学ぶ者にとって大切な能力はいろいろあげることが出来ますが、その中で特に
大切なものは、鋭敏な耳と、優れたリズム感です。
このことは、著名な音楽家や音楽教育家の公演や、著書に共通して説かれている所です。
音楽を学ぶということは、単にその楽器の奏法や、歌いかたを習うということだけではなく、
それと同時に鋭敏な耳を持つように教育されるのが大切です。

なぜ和音で教育するか

なぜ、和音で教育するかと言いますと単音で教育するより、和音の方がはるかに特徴
(唸りの現象による、各和音それぞれがもつ独特の色合い)があるので、覚えやすいのです。
音楽が分かる能力には、いろいろな要素がありますが、その中で特に大切なのは、リズム感、
旋律感、和音感です、これを音楽の三要素と言っていますが、これら各々の感覚を育てると
共にこれらを一丸として、総合的に音楽を感じ取る能力を、和音聴音を通して育てます。

どのように聴音指導するか

原理は至って簡単です。こどもに音名を教えるのと同じように和音の響きを1つ1つはっきり
と感覚的におぼえさせるのです。
いわば、身につけるとか、しみ込ませるとかということです。
他の例でいえば、赤い色を見て赤と分からせるまでの指導過程と同じであると言えましょう。
色の感覚と、名前を結びつける機会をくりかえし、多く持つことによって、自然に感覚的に
分かってくるのと、原理は同じです。